弊社で製作した検査機器の紹介です。
オーダーメイドですので、ご要望に応じてシステムアップも可能です。
「使ってみたら勝手が違った」「仕様変更により機能の見直しが必要になった」など、使い続ける中で生まれてくる様々な違和感に、臨機応変に対応します。
鉄道車両の中実、中空の車輪軸の軸端や内部に超音波プローブを接触及び挿入して、車輪軸の指定箇所や車軸全長の全表面を探傷します。
探傷動作は自動で行われ判定が行われます。(一部自動判定対象外の検査個所もあります)
超音波探傷は、マルチチャンネルにより複数の超音波プローブを同時に使用する事ができます。
ダクタイル鋳鉄品(FCD、FCV)の黒鉛球状化率を超音波を使用して非破壊で測定材の音速を測定し、球状化率を算出し判定を行います。
表面を研磨し、顕微鏡で確認する手間はいりません。
広く普及している音速計とは異なり、実際の製品での測定や、テストピースを炉前で測定して球状化率の管理を行う事ができます。
検査材を叩いた音を解析する事で、割れや異材の判別など様々な検査に応用する事が可能です。
この検査は、作業者が耳で聞いて判別を行う方法が主流ですが、この装置を使用する事で作業者の個人の力量にとらわれない定量的な検査、また検査結果を保存していく事が可能です。
フィールドで使用するための持ち運び可能なポータブルタイプ、現場の製造ラインで使用するインラインタイプなど様々な状況に応じた装置を製作する事が可能です。
超音波プローブを動作させる事で、超音波検査をポイントではなく、エリアで行う事が可能です。
検査方法は、水槽の中で検査を行うタイプ、水を吹きかけながら検査をするタイプがあります。
検査材のサイズに合わせて、装置の構築が可能です。
自動車の最重要保安部品の一つであるステアリングナックル(ダクタイル鋳鉄FCD)などの製品において黒鉛球状化率測定、および内部欠陥等の欠陥探傷を超音波を用いておこないます。
内部欠陥の探傷は、超音波を多チャンネル化することで複数の検査ポイントを同時に測定する事が可能です。
様々な製品を対象として検査が可能です。
製品の検査において、打音を用いて割れの判別、超音波を用いて内部欠陥等の検査を1つのシステムとして行います。
この2つの検査結果がOKの製品には刻印を行いトレサビリティの管理を行います。
様々な製品を対象として検査が可能です。
この装置は治具に固定した超音波探触子にてワーク周方向より水浸式垂直探傷を行い、内部キズを探傷します。
対象ワークセット後は、連続して自動でワークの搬送・検査を行い、検査結果に基づいてOK、NGへ払出す事が可能です。
探傷の結果は制御・操作盤のモニタ上に表示され、探傷結果のデータはデータ処理PCに保存され検査後に確認する事も可能です。
鍛造クロスロールのシャフト内部に発生する割れの探傷を、超音波検査で行います。
検査個所にセンサーを当ててワークを回転させる事によって、全周での検査が可能です。
簡単な治具と市販のポータブル探傷器を使用する事で、簡易的な検査システムを構築する事も可能です。
アルミピストンに鋳込まれている耐摩環(鋳鉄)の未接合、及びピストン内部欠陥、オイルギャラリーの偏芯を超音波を用いて検査します。
超音波を多チャンネル化し製品を回転させる事で、1周で複数の検査ポイントを同時に測定する事が可能です。
この様な検査手法は様々な製品に応用が可能です。
製品に発生する表面割れを検出します。非破壊、非接触で検査を行う事が可能です。
製品検査の仕様によっては、搬入、検査、払出までの工程を完全インラインで行う事が可能です。
渦電流を発生させるセンサーを高速で回転させ、この中に製品を通過させることで製品全周面の割れ検査を短時間で行います。
自動車の最重要保安部品であるブレーキディスクロータ(ハイカーボン鋳鉄)のパッド面の表面に発生する表面キズ(割れ)を渦流探傷により検出します。
ワークを回転させながら渦流センサーを動かすことによって、パッド面の全面検査を行います。(写真はインライン設備)
この様な検査手法は様々な製品に応用が可能です。